雄姿・駆ける

成人の議を無事に終えた一人の漢(おとこ) 【息子よ、おまえは優しすぎるのだ】 父の懸念を拭い去るように 彼は膝を擦りむき、腕を折ろうとも 心は【友】とあった そう、彼は大自然を友とし 相棒とした  【雄々しく 猛々しく吼えろ】 父の言葉を胸に 彼は高原を駆け抜ける 優しき心と、強き眼差しを持って。

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